一科目から受講できるところもありますし、三科目以上でないと単科生になれないところもあります。また、現役生は単科だけでも申し込めるが、浪人生は、コースで入っていないと単科がとれないといったばあいもあります。○つぎに、コース制と同じように、志望校などが変わって、必要な科目が増えたばあい、または逆に減ったばあい、途中で科目の変更などができるのかどうかも知っておく必要があります。また、コース制と単科制を併用しているところなどで、コース生から単科生へ、単科生からコース生へ、などの変更が可能かもチェックしておきましょう。そして、このあとにも述べますが、そうした変更が生じたばあい、どういった料金がかかるのかも、知っておく必要があります。
中学1年生の子に、学校の中間テストの数学が良くなかったという理由だけで、塾をやめさせた母親がいた。そのテストの中身を見ると、二つの公式を逆に覚えていたために、できなかっただけであった。もう一度やらせると、かなり高い点数をとることができたので、入塾の時よりは確実に学力が向上していたことは間違いなかった。中学1年生ぐらいなら、よくあるケアレスミスで、たまたま中間テストの数学が良くなかったのである。その子どもの塾をやめる時の台詞は、「僕はこの塾の授業がよくわかって面白かった。やめたくないんだけどお母さんがやめろというから……」というものであった。これなどは、親が我慢することを知っていたら避けられた悲劇かもしれない。もし成績が下がったり、伸び悩んだりしたら、すぐ塾を変わることを考えてはならない。必ず責任者と会って、その原因を聞きだすようにすべきである。良心的な塾ならば相談にのってくれるはずだから、それからやめても遅くはない。黙ってやめてしまうのは、成績が上がらない理由を確かめないで、そのままにしておくことである。いくら塾を変わっても何の対策も立てられないのだから、同じことの繰り返しであろう。くれぐれも気をつけてもらいたい。
報酬系を忌み嫌う必要はありません。というのは、もちろん、これには善なる面があるからです。善なる面は何を隠そう、勉強に現れるのです。勉強では、悪評高い競馬の病みつきを逆用できるのです。どのようにするかといえば、たとえば、子どものころに算数のテストで満点をとって先生や親にほめられたという経験などがあれば、その快感にしたがって行動すればよいのです。現に、その快感が元になって算数の勉強が習慣化し、学力アップに成果をおさめ、やがて数学者になったという人を私は知っています。大人になっても同様のことがいえます。たとえば、営業で創意工夫(勉強)して売り上げ大幅アップに成功すれば、社長や上司の評価が高くなります。評価は給与に反映しますから、大いなる快感です。これを習慣化すれば、もっと大きな喜びが手に入ることでしょう。行動が習慣化してしまえば、半ば無意識で本能的動作に近くなりますので、改まった決意や特別の努力、苦労を感じないものです。勉強にこのセオリーが適用できれば、もはや心配いらないといってよいくらいです。勉強は「習慣性」をもつことによって、知らず知らずのうちに、より確かでより大きな成果に結びつく可能性があるのです。繰り返しますが、習慣性によってより確かで大きな成果を手に入れる、勉強ほどこれにピッタリと当てはまるものはないのです。