色々と改善手段はあるのだが、商品としてはやはりコストの制約が様々にからんでくる。これも現実。しかし何のために複合動力システムを積んでいるのか、という焦点はぼやけてしまう。暖房側で言えば、エンジンの冷却水を直接循環させる以外にも。熱源・はある。もっとも高い温度を持っているのはエンジンからの排気。この排気管に熱交換システムを組み込み、そこからヒーターへと熱源を導く。この手法を導入した最初の例がトヨタ・エスティマ(二代目)。
(参考情報)
ハイブリッドカーの中古車情報
http://www.goo-net.com/used/hybrid/hybrid.html
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冷房は電動コンプレッサー(二代目プリウスから)であり、直前の減速で発電した電力がうまく電池に「入れば」、アイドリング・ストップ中にそれを使って冷房を続けている実感もある。ここまでやらないと、ハイブリッド動力化のメリットが、実用化する中で幅広く現れるところまではゆかない。とはいえメーカーとしては、そのために車両のシステムが複雑になり、何よりコストが上がるのは回避したい。それをどうするか。そこを考え、新しい物を創り出してゆくのが、本来の「技術」のあり方ではないだろうか。他にも蓄熱、蓄冷を行なうメカニズムはいくつか考えられる。しかし、実用の中で意味があるほどの熱エネルギーを蓄えるとなると大きく重くなるし、何よりもまたコストがかさむことから、実用化はなかなか難しい。いずれにしても、このアイドリング・ストップ中の室内温度の維持、さらに空調に費やす動力の削減は、ハイブリッドカーだけの技術テーマではない。